感染症のリスクも…「おへそは掃除しない方がいい」は本当?ウソ?
私は38歳の男性で会社員をしています。
週に1度、親子スイミングで水着になる事があり、その時におへそを出す時があります。
昔からおへそのゴマを取るとお腹が痛くなると祖母から言われており、
38年間ヘソ掃除なんてした事がありませんでした。
普段からおへそなんて誰にも見せるわけではないし、汚れがあっても別に何の影響もないのでずっと放っておきました。
しかし今年になり、妻から
「さっきチラッと見えたけど、
おへそめちゃめちゃ汚くない!?」
と指摘されました。
私は
「おへそのゴマをとったらお腹が痛くなるから
取らない方がいいんだよ!(-""-)」
と説明すると、妻からあるネットの記事を見せられました。
その記事によると、
ヘソのゴマにはトイレの便器の水に生息する菌の約4100倍
と書いており、放っておく事で感染症のリスクもあるとの事でした。
こんな状態で子供と一緒にプールや風呂に入っていたのかと大ショック。
お腹が痛くなるなんてどうでもよくなり、慌ててへそ掃除をする事にしました。
今まで自分のおへそなんて意識もした事がありませんでしたが、よく見てみると
えげつない汚さ
でした。
おへその中は黒い塊でいっぱい。
中央には黒いゴマが塔のようにそびえ立っていました。
おへそはデリケート、へそ掃除は、綿棒を使って丁寧に!
ゴマを毛抜きで引っ張って引き抜いてやろうと思いましたが、妻から
「おへそは神経が集中している所だから
そんなへそ掃除の仕方じゃ傷付けるかもしれないよ!」
とアドバイスされました。
妻によるとおへそのゴマは皮脂や垢、埃などの塊。
その為、お湯につけると柔らかくなるのでお風呂場で優しく掃除するように言われました。
その際の注意点は当然ながらお風呂の中でふやかすようにする事と、爪や指でガリガリと擦らないようにとの事でした。
具体的なやり方についてですが、まずシャワーでおへそ周りをすすぎ、おへその汚れをふやかします。
その状態で綿棒の先にベビーローションをつけ、優しく丁寧に垢やゴマを取り除いて行きます。
お風呂上がりにはおへそ周りの皮膚のケアのため、ボディローションを塗って肌荒れを防いでいました。
便器よりも4100倍もおへその方が汚いという事実がある以上へそ掃除しない手はないと思います。
特に小さいお子さんや高齢者がおられる家庭では、お風呂を共有する事で、何らかの感染リスクが高くなる可能性が考えられます。
まあ普通に考えても便器よりも4100倍も汚いお湯に入るだなんて想像もしたくありません。
おへそのゴマを取ってみると、祖母が言っていたお腹の痛みは特に感じられませんでした。
しかし掃除の際に、おへそには神経がたくさん通っているような感覚があったので、やはり丁寧に掃除をする事が大切だと感じました。
仮に痛みや赤くなった場合は、へそ掃除を一時中断し、悪化していく場合は皮膚科の受診も検討するべきだと考えます。